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『一休 風狂の精神』 西田正好著 講談社現代新書 ::: 2013.07.22 Monday

 JUGEMテーマ:オススメの本

 一休禅師というと、どうもアニメの『一休さん』のイメージが強くなってしまいます。あの東映アニメーションが製作した『一休』さんは、主題歌や頭をなでるときのポクポクポクポクという効果音などが印象的で、あまりに出色のできすぎたのが、一休さんのイメージをとんち坊主になってしまったように思います。しかしそれが一休さんの庶民性と重なっていて、時代を経た今日においても、なんだか一休さんに親しみを感じてしまうのが面白いところです。

 それでは実際の一休さんはどんなことをしたのだろう?いったいどんな人物なのだろう?一度は一休さんの実像にすこしは触れてみたいと思っていたところ、古本屋で本書を見つけました。

 本書は、一休禅師が生きた時代背景や、出生の話などからはじまります。高貴な家柄から外に出されたこと、そして数々の奇行などをエピソードとしていくつかを紹介し、そこから章を重ねるごとに徐々により深いところへと話が進んでいく構成です。

 著者の西田正好氏は、中世の日本文芸、日本美を研究された方で、その視点がこの本にも貫かれています。西田氏は、一休禅師の思想が様々な分野の人に受け継がれていき、「一休文化圏」(著者考案の言葉)を形成し、日本の精神文化の底流に多大な影響を与えていると説いています。西田氏が唱えるように、日本のルネッサンスとして日本の中世を捉え直してみると、もっともっと多くの日本流の精神文化を見出していくことができるのではないでしょうか。

 時代の変革である今だからこそ、一休禅師の風狂な姿勢は、新しいなにかを生みだす原動力になるのではないでしょうか。



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花鳥風月のこころ (新潮選書)
日本の美―その本質と展開 (1970年)
神と仏の対話―神仏習合の精神史 (1980年)






『The Book of Symbols』 (洋書) ::: 2013.04.01 Monday

JUGEMテーマ:オススメの本

 雨が降るある日、外苑前に新しくオープンしたフランフランの新店舗『LOUNGE』に行ってみました。一階はタオルや雑貨、キッチン用品が並び、2階はおしゃれな家具を中心に、カフェなども併設されて良い感じ。一通りぐるっと回ってみてみると、洋書が並んでいるコーナーがありました。レオナルド・ダ・ビンチなど個人を特集したものや、建築を特集したものなど興味深いものが多くありました。
 その中でひときわ私の目を惹いたのが、冒頭の『The Book of Symbols』でした。先ずはじめにいきなりこの表紙の“手”に目がとまりました。私たち鍼灸師の仕事は、まさに手を通した仕事です。手で患者様に触れ、手で脈を診て、手で鍼をしていきます。まさに“手に職”“手技(てわざ)”と呼ぶにふさわしいものです。鍼灸師にとって、この手というものはとても有り難いもので、命であり、まさに鍼灸師のシンボルではないでしょうか。

 本書は、様々な時代、地域、古今東西に見られる“シンボル”を特集したもの。本の構成は、「CREATION AND COSMOS」「PLANT WORLD」「ANIMAL WORLD」「HUMAN WORLD」「SPIRIT WORLD」という5つの章に分かれ、それぞれに太陽、月、雨、夕焼けといった天体や天候、ロータス、ユリなどの植物、牛、猫、犬といった動物、はたまた息、頭、舌など身体各部位や動作などシンボルとなる様々な事象を扱っており、その本のページ数は約800という大著。まさにシンボルの図鑑といったところです。

 本書は洋書ですので、もちろん本文は全て英語です。しかし図が豊富なので、それを眺めているだけでもかなり楽しめます。それほど難しい英語で書かれている感じではないので、興味のあるところにチャレンジしてみると、英語の勉強になるのではないでしょうか?


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 情報量、図の豊富さを考えるとこれはお買い得かなと思ったり、そもそも私はこういった図鑑的なものがとても好きということもあって、思わず衝動買いをしてしまいました。それほど素敵な一冊です。




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『日本人とすまい』 上田篤著 岩波新書 ::: 2013.03.25 Monday

JUGEMテーマ:オススメの本 

 人間が住む住居の基本は、その地域の風土や気候などの影響を受けながら、長らく積み重ねてきた実用的な文化のカタチと言っていいと思います。例えば木が少ない地域であれば石造りの家が多かったり、あるいは極端な話、水上で生活する民族はそれに耐えうる構造をもった家屋を作り上げてきています。南北に長い日本などは、同じ日本という国にありながら、沖縄と北海道とでは全く家に対する重点の置き所が違ってきたりします。

 本書『日本人とすまい』は、「屋根」「柱」「壁」「戸」など、家が含む24要素について書かれたエッセイ風の本。筆者の上田篤氏は1930年生まれの建築家で、大阪万博お祭り広場などを設計しており、現在は古典の研究などもしている方です。建築はもちろんのこと、古典研究を通して日本人というものを探求しているので、まさにタイトルはそのまま上田氏の大きなテーマを自ら言い当てているような気がします。

 本書はもともと雑誌や新聞に掲載されたものに加筆していったもので、エッセイ的な書き方ではありますが、著者独特の推測などもまじえてどことなく文化人類学的な雰囲気を漂わせるものになっています。本書が出版されたのは1974年ですから、ちょうど世は高度経済成長のまっただ中で、上田氏自身も大阪万博のお祭り広場を設計していますので、まさにその渦中にあった人物。そのお祭り騒ぎとも言える高度経済成長の中から視た日本人論、住居論という意味でも本書の価値は大きいかも知れません。そもそも日本人とは何かという問いかけにもなり、とても参考になるところが多いです。

 本書が出された後の日本は、1980年代の軽い文化を通り、1990年代はバブル経済で狂喜乱舞。その後は長引く不況の中で自信を失うという様々な道を辿ってきました。こうした時代を経てきた今だからこそ、本書は読む価値が出てきているように思います。住居から視た日本人論、日本的なもの、そういったことに興味のある方には是非読んでほしい一冊です。


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