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『カイジ「命より重い!」お金の話』 木暮太一著 サンマーク出版 ::: 2013.07.08 Monday

JUGEMテーマ:マネー

 コミック『カイジ』を読んだことがある方なら、カイジを通して日本社会のお金にまつわる理不尽な話を理解できる本。

 タイトルの“命より重い!”というのは、カイジが挑んだギャンブルの相手である帝愛グループの元ナンバーツーが放った言葉。「お金が命より重い」なんてことはあってはならないことなのですが、現実社会の現実問題として、お金の処置を誤って命を落とした人はとても多いです。理不尽な社会の制度によって、その制度を悪用する輩によって、そして病気や失業などによって、それまでの生活が一変してしまう人は少なくありません。命はお金よりも重いはずですが、本来命よりも軽いはずのお金によって、大切な命を失ってしまうことほど悲しいことはありません。

 筆者が言うように、とかく日本人はお金の話をしたがりません。それは、お金の話をする奴は卑しい奴、せこい奴といった美徳があり、どこかお金に対して直視することを避ける傾向があります。しかし現実社会でお金が占める割合はとても多く、その重要性を知らなかったがためにすべてを棒に振ってしまうこともあるわけです。本書は、そういった失敗をしないようにする、最小限のマネーリテラシーを伝えようとするものです。
 人それぞれ生きている目的や人生の目標は違います。しかし日本という同じ社会にいるいじょう、そのルールに則って生きなくてはいけません。そのために、守る部分も必要となります。

 本書は、「〜〜で儲けよう」という類いの儲け話ではなく、現実社会で生き残るための「守り」の部分を解説したものです。マネーリテラシーが根本的に欠けていながら(ディフェンスする方法を知らされていないまま)、お金に関する競争だけが煽られる現在、このような本でマネーディフェンスをすることはとても大切なことになります。また、本書はお金にまつわる制度的なお話しだけではなく、人間の心理についても考察しています。ある面では、心理学的なお話しも多いので、自分のお金に対する態度や心を見直す機会にもなるのではないでしょうか。


 
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『経済学の犯罪 稀少性の経済から過剰性の経済へ』 佐伯啓思著 ::: 2013.01.14 Monday

JUGEMテーマ:オススメの本

 私は1970年生まれ。バブル世代の少し後の生まれです。順調にいっていればバブルの恩恵の残りカスを受け取ることができたのかもしれませんが、人生は波瀾万丈、一寸先は闇ということで、浪人を繰り返していた私は時代に完全に乗り遅れ、全くその残渣を味わうこともありませんでした。そして残渣を味わうどころか、大学を卒業する頃は失われた10年のスタートで、就職活動はことごとく失敗。何とか友達の紹介で入ったデザイン事務所に入ったというのが私の20代前半です。

 がんばりが認められない社会って何なんだろう。

 思いが通じない社会って何なんだろう。

 青臭い20代の私は、バブルへの疑問と、仕事と人生、社会と経済といったことを鬱々としながら狭くて小汚いアパートで考えたものです。もちろん青臭いが故のエゴも相当あったと思うし、世間を見る目も狭かったと思います。また、元来の“長いものには巻かれるな!”的な無意識の意識も作用していたのではないかと思うのですけども。

 人よりも遅れて入った大学の時、私は一人の先輩に影響を受けました。年齢は4つ上で、その方も紆余曲折しながら人生を歩いてきた方。でも私と違ってその先輩はそれを卑下することもなく、ひょうひょうと自分の思考的テリトリーを拡げていくという方で、私はそこに共感と憧れをもってくっついて話をしていました。先輩と話す中で、経済学をもっとちゃんと勉強しても良いなぁと感じることもあって、少し突っ込んで本を読んでいきました。もともと私は経営学部ですので、経済学も知っておくべきものだとは思っていたのですが、そもそも経済って何?そもそもお金って何?というところを押さえたかったのです。そんなものに左右される自分が嫌だったので、先ずはその正体を見てやろう、そんな気分だったのでしょう。

 と、前置きが長くなりましたが、その後もことあるごとに経済とは何か?なんてことを考えています。お金儲けの話ではなく、どうしてこうも私たちは経済に左右されてしまうのか?というところの本質です。人間の心理とは別に、お金や経済が持っているそもそもの魔力のようなもの。その本質は何なんだろう?そういう感じで思考訓練の一環として。

 本書は『経済学の犯罪』というインパクトのあるタイトルが付いています。これは著者が感じる現在の経済への警鐘をそのまま言葉にしたものなのでしょう。新自由主義経済という名の下、ここ何年かで世界のグローバル化は急激に進みました。そして中国のような大国が本格的に経済力も付けてきて、混迷を極めていたロシアも豊富な資源を活用して資本主義に参入。この劇的な変化で生き残りをかけたTPPの是非。時代はどこへ進もうとしているのか。

 本書は具体的な経済政策を論じるものではなく、経済というものがどういう所から出発したのかという根源的なところを考察しながら、どこへ向かおうとしているのかという思考実験のようなものです。資本主義の行き詰まりが様々なところで露呈する中、この社会を根本的なところから考えてみたい方にお薦めの一冊です。そしてその思考実験は、自分のありたい方向も見せてくれるのではないでしょうか。



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