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『日本人とすまい』 上田篤著 岩波新書 ::: 2013.03.25 Monday

JUGEMテーマ:オススメの本 

 人間が住む住居の基本は、その地域の風土や気候などの影響を受けながら、長らく積み重ねてきた実用的な文化のカタチと言っていいと思います。例えば木が少ない地域であれば石造りの家が多かったり、あるいは極端な話、水上で生活する民族はそれに耐えうる構造をもった家屋を作り上げてきています。南北に長い日本などは、同じ日本という国にありながら、沖縄と北海道とでは全く家に対する重点の置き所が違ってきたりします。

 本書『日本人とすまい』は、「屋根」「柱」「壁」「戸」など、家が含む24要素について書かれたエッセイ風の本。筆者の上田篤氏は1930年生まれの建築家で、大阪万博お祭り広場などを設計しており、現在は古典の研究などもしている方です。建築はもちろんのこと、古典研究を通して日本人というものを探求しているので、まさにタイトルはそのまま上田氏の大きなテーマを自ら言い当てているような気がします。

 本書はもともと雑誌や新聞に掲載されたものに加筆していったもので、エッセイ的な書き方ではありますが、著者独特の推測などもまじえてどことなく文化人類学的な雰囲気を漂わせるものになっています。本書が出版されたのは1974年ですから、ちょうど世は高度経済成長のまっただ中で、上田氏自身も大阪万博のお祭り広場を設計していますので、まさにその渦中にあった人物。そのお祭り騒ぎとも言える高度経済成長の中から視た日本人論、住居論という意味でも本書の価値は大きいかも知れません。そもそも日本人とは何かという問いかけにもなり、とても参考になるところが多いです。

 本書が出された後の日本は、1980年代の軽い文化を通り、1990年代はバブル経済で狂喜乱舞。その後は長引く不況の中で自信を失うという様々な道を辿ってきました。こうした時代を経てきた今だからこそ、本書は読む価値が出てきているように思います。住居から視た日本人論、日本的なもの、そういったことに興味のある方には是非読んでほしい一冊です。


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