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『自分の中に毒を持て』 岡本太郎著 ::: 2013.09.16 Monday

JUGEMテーマ:オススメの本 

 この本を手にしたのは、大学生になりたての頃だったからもうかれこ20年以上前ということになる。改めて読んでみるのもそれ以来だから、同じく20年以上ぶりだ。20年前のことを考えると、時代はますます加速して変化を遂げていることに気がつく。しかし本書の内容は、全く色褪せていない。むしろその輝きは増しているのではないかと思うくらいだ。そして今でも著者である岡本太郎が生き続けていて、この腑抜けた社会に挑発を繰り返しているかの印象である。
 人よりも多い浪人生活を送ってようやく大学生になった私は、今さらながら生甲斐というものが見えなくなっていた。そもそもいい大学に入ることまでしか考えていなかったのだから、いい大学には入れなかった私は社会の落ちこぼれでしかないという負い目があったのだ。劣等感の塊で、顔を上げて街を歩けないくらいだった。生きることに意欲がなく、ただ呼吸をしているだけの存在、それが当時の“私”だったのだ。
 そんな暗い私の心に火を付けてくれたが、この岡本太郎の『自分の中に毒を持て』であった。心が躍るとよく言うが、本当にそのような、沸き立つような高揚感を得たのである。それが紛れもない私の本書の感想であり、実感、体感であった。
 
 岡本太郎は逆説的だ。万博のテーマが「調和」であると聞くと、「調和を壊すことから始めるのが本当の調和だ」と叫んで太陽の塔というベラボーな文字通りの金字塔をぶち立てた。現在渋谷駅に飾られている岡本太郎の『明日への神話』にしても、その逆説的な発想は息づいている。しかしその逆説は、決して単なる反抗とか、イヤイヤとかではない。真実を貫かぬき、人間の持っている真っ裸な真実をほじくり出してやるという、根源的な逆説なのだ。事実我々は、岡本太郎の逆説的な言葉を否定することはできず、否定どころか、深く熱く共感してしまうのだから。そこには”生きる”という生命の根本を問いかけるものがあるということだ。
 
 本書のタイトルである「自分の中に毒を持つ」。
 
 これもまた強烈に逆説だ。誰も彼も嫌われる毒にはなりたくない。しかし毒を以て毒を制するの言葉もあるように、また、ふぐは自らの毒では死なないように、毒というのは必ずしも悪ではないのだ。一見毒として悪者扱いされそうなものの中にも、生きるための輝きがあったりするものだ。
 
 岡本太郎のように、自由奔放に生きることは困難かもしれない。しかし、心の何処かに生きることのパッションを抱いて生きることは可能なのだ。本書は、生きることへの情熱がたくさん詰まっている。

 
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