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『夢を力に 本田宗一郎 私の履歴書』 本田宗一郎著 ::: 2013.10.28 Monday

JUGEMテーマ:オススメの本

私は大学時代にオートバイに乗っていました。オートバイに凝る人は多いですが、私はどちらかというと手段として乗っていたので全く凝ることはなかったのですが、東京都内はもちろんのこと、遠出もたりして、あのオートバイの持っている魅力を、短い間ではありましたが堪能できました。

オートバイを購入するとき、私はなにも分らなかったので、詳しい友達にオートバイのことを尋ねました。その友達はいくつものオートバイを乗りついできて、一時は何台か同時に所有もしていた強者。初心者の私にとってはうってつけの指南役です。私がオートバイの免許を取りに行くと伝えると、友達はとても喜んでくれました。
そんなオートバイに詳しい友達に尋ねると、「やっぱりHONDAが良いよ、HONDAは違う。部品も全部ストックしているから、何かあってもすぐに対応しているし、何せ本田宗一郎のイズムが浸透しているからね。」と語ってくれた。その後中古バイク雑誌をめくりながら、かっこよさげなものを候補に挙げて検討したのですが、結局この友達の言葉が頭に残っていたので、HONDAのクラブマン250ccの中古を買うことにしたのです。
その頃はまだF1ブームの流れも残っていたので、HONDAの名前は耳にしていました。そして自分もホンダのオートバイに乗ることになったので、少しは興味を持ってみてもよかったのですが、モーター系への感心はほとんど継続せずに、それ以上掘り下げることもなく何もなく通り過ぎていきました。
しかし、創業者の本田宗一郎という人は、とてつもなく大きな人で、ソニーの盛田昭夫と同じような先駆者であったことは私も皮膚感覚では分っていました。いつかどんな人だったのか機会があったら接してみたいなぁと思いつつも時は過ぎ・・・。

昨年のことですが、臨床心理士の方と知り合うことになりました。食事をしたときに、その方が尊敬する人や、興味のある人を訪ねてみると、何人かの実業家や技術者の名前が出てきました。もともと某大手のメーカーに勤めていた方なので、そういった実業家や技術者、操業者に興味を持っていたようですが、一生を通して、無事に、そして楽しく人生を謳歌した人という、臨床心理士という新しい視点で見た場合でも、とても参考になる人が多いというのです。一人一人名前を挙げながら何人かのプロフィールやエピソードを聞かせてもらったのですが、その中でもやはり本田宗一郎の話が面白かったのです。その話を聞きながら、そうだなぁ、大学生の時に友達にも熱く語ってもらった本田宗一郎について、いい機会だからちょっと一冊読んでみても良いかなと思い、それでたまたま本屋で見かけたものがこの『本田宗一郎 私の履歴書 夢を力に』です。

読み始めてまず感じたことは、本田宗一郎のパッションが岡本太郎のそれに近いのでは、という感触でした。芸術家の岡本太郎と、技術者の本田宗一郎とではほとんど比較するファクターがないのではないかと思われるかもしれいけれど、情熱の温度やモノマネは嫌いなところ、あえて非常識に挑戦していく姿勢などは、とても共通しているような感じを受けました。

正直、もう少しこの本に早く触れていたらよかったなぁというのが読後感として残りました。
私はまだ40代前半なので、遅いということはないけれど、それでもやはり20代、30代の頃と比べれば明らかに年を取ってきている。もしその頃にこの本に出会っていたら、今よりももっともっと情熱を駆り立てながら別の人生を歩んでいたかもしれないし、ひょっとしたらHONDAに就職できるように就活なんかをしていたかもしれないし、いい意味で自分を裏切りながら、自分を超えながら全く違う人生を歩んでいたかもしれない。今の人生行路を否定こそしないけれど、きっと自分の人生がこの一冊で変わるくらいの変化が及ぼされたに違いない。

しかしそれを悔いてどうにかなるわけでもない。
私は鍼灸師になった。そして臨床歴も10年を超えて、中堅の域に入ってきた。この鍼灸師という仕事のおもしろさも分ってきたし、まだまだ勉強しなくてはいけない課題もたくさん感じている。もし若い頃にこの本を読んでいたら、ひょっとしたらその時にしていた仕事を放り投げて、その衝動で何か別のことをしていたかもしれない。しかし、今私は40代半ばに向かおうとするなかで、この鍼灸という仕事から安易に離れることができない立場にあり、自分の衝動の行方のままにすることは出来ない。今ある自分の枠のなかで革新していくことが求められるのだと思う。この本田宗一郎の生きてきた軌跡を読むことで、生きることへの情熱、仕事への情熱をあらためて教えられ、新たに生き直しをしなくてはいけないという気がしたのです。鍼灸師として脱皮を続け、そして自分自身の生を、HONDAのエンジンのごとく、もっともっと燃やしていかなくてはいけないと思うのです。

これからまだまだ先がある若い世代、自分の夢とは一体何なのかを問い直したい方、自分の夢に正直であるときの力、そういったものをつかみ直したい方に是非おすすめです。


    
 
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